第51回東京都吹奏楽コンクール(中学校の部)

9月11日(日) 於:普門館 更新がだいぶ遅れましたが、覚えている限り中学校の部の感想も書いておきましょう。代表になった2校はじめ金賞団体の多くについては高校の代表よりも素晴らしい演奏だったという印象でした。他の団体も総じてレベルが高く、中学校…

第51回東京都吹奏楽コンクール(高校の部)

約1年ぶりの更新です。 この間、生まれ育った九州を離れ、関東に住むことになりました。 1年前の記事を見ると、土気シビックのサマーコンサートに行ったことが書いてありますが、今年も行きました。先週に。相変わらずアットホームかつハイクオリティで素晴…

タバコやめました

巷では明日から史上最大のタバコ値上げだそうですが、きたろーは15年間お付き合いいただいたタバコをこの7月にスッパリとやめました。ええ、それはもうスッパリと。 以前は我々は健康主義者の画一化に反対とか、禁煙ファシズムには屈しないぞとか、この健康…

赤川次郎『三毛猫ホームズの怪談』&『騎士道』

だいぶ前に読み終えていたんですが、レポが遅くなりました。『怪談』がシリーズ3作目(1980年)、『騎士道』は8作目(1983年)ですね。三毛猫ホームズの怪談 (角川文庫 (5784))作者: 赤川次郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1984/07/01メディア: 文庫 ク…

土気シビックウインドオーケストラ・サマーコンサート

地元土気で行われた土気CWOの演奏会に行ってきました。土気シビックといえばコンクール全国大会常連の有名吹奏楽団ですが、ここ2年はコンクールに出場していないので、どうなっているのか気になってました。確か一般の人数制限に反対で出場しない、というこ…

宮本輝紀氏逝去

吹奏楽の名門、洛南高校の前顧問・宮本輝紀氏が9月1日にお亡くなりになったそうです。あまりしっかりしたソースがないのですが、ブレーンのブログ、TBTさんの掲示板、2ch吹奏楽板に書いてありました。享年69歳、洛南高校を勇退されてからわずか4年、あまりに…

第51回埼玉県吹奏楽コンクール 一般の部

この夏は関東におりまして、ちょっとだけコンクールも見に行きました。埼玉の一般です。結構前ですが。 第51回埼玉県吹奏楽コンクール 職場一般の部 8月8日(日) さいたま市文化センター 和光ウインドアンサンブル 3/「プリマヴェーラ」―美しき山の息吹き…

赤川次郎『三毛猫ホームズの追跡』

三毛猫ホームズの追跡 (角川文庫)作者: 赤川次郎出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1985/10/16メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見るリハビリ第二弾、シリーズ第2作の『追跡』です。初出は1979年。 前作で心に傷を負った晴美の就職…

赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』

2年ぶりの更新です。その間、ほとんどミステリを読んでいません。一体何をしていたのか・・・生活環境はあんまり変わっていませんが、ミステリへの情熱はやはりまだ薄いようです。リハビリのために、原典回帰をしてみようと思いました。三毛猫ホームズの推理…

近況報告

気がつけば11月。ネットやブログの更新が全くできないのは、時間的な余裕がないのと、精神的な余裕がないのと、ブログ更新への執着が薄れてしまったせいです。よくある話ですが、私にもそんな症状が現れました。また時が来れば、更新の日々に戻ることもある…

北方謙三『三国志』第10・11巻

三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2002/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (31件) を見る三国志〈11の巻〉鬼宿の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)作者:…

北方謙三『三国志』第8・9巻

三国志〈9の巻〉軍市の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2002/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (32件) を見る 8巻の文庫版、はまぞうにないなあ。 第8巻は劉備の入蜀。…

北方謙三『三国志』第6・7巻

三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2001/11/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (39件) を見る三国志〈7の巻〉諸王の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)作者: 北方謙三出版社/メー…

小林多喜二『蟹工船』を読みましたよ

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)作者: 小林多喜二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953/06/30メディア: ペーパーバック購入: 12人 クリック: 139回この商品を含むブログ (264件) を見る蟹工船 一九二八・三・一五 (岩波文庫)作者: 小林多喜二出版社/メーカー: …

北方謙三『三国志』2〜5巻

第2巻と3巻は呂布の話がメイン。ハードボイルド作家としての北方謙三の筆が生き生きと踊っており、読むほうもグイグイ引き込まれます。『三国志』の武将の中でも人間離れした剛勇を誇る呂布を、北方はただまっすぐな武人として描き、天下を論じる曹操や劉備…

北方謙三『三国志』第1巻

三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2001/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (96件) を見る『水滸伝』を読み終わった勢いで、それ以前に北方謙三が発表していた…

北方謙三『水滸伝』第5巻&全巻読了報告

水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/02/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (62件) を見る この巻は熱い。江州で青蓮寺に追い詰められた宋江一行を救うために、蜂起した…

2008インターネットで選ぶ本格ミステリ

2008-05-14 政宗九さんのところの毎年恒例企画の結果が出ていました。不肖きたろーも投票しましたが、『首無の如き祟るもの』が大差で第1位という結果にいたくご満悦でありますよ。といっても『女王国の城』でも『密室キングダム』でもご満悦だったでしょう…

北方謙三『水滸伝』第4巻

水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/01/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (61件) を見る 前巻の終わりから、青蓮寺の罠にはめられた宋江が長い旅に出発して、行く先々…

北方謙三『水滸伝』第3巻

水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/12/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (60件) を見る 青面獣・楊志、「替天行道」の旗へ。この楊志という、原典ではかなり適当な扱われ方を…

北方謙三『水滸伝』第2巻

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/11/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (75件) を見る まず原典と大幅に異なるのが、行者武松のエピソード。原典では兄武大の妻・潘金蓮は稀…

北方謙三『水滸伝』を読み始めました

半月ぐらい前から北方謙三の『水滸伝』(文庫版)を読み始めています。なんとなく本屋で立ち読みして、気が付いたらレジにいました。買って読み始めてから知ったことですが、全19巻だそうです(唖然)。少しずつ読んでいけばいいか、と気楽に考えておりまし…

「unknown アンノウン」

[rakuten:book:12025952:detail] 倉庫の一室に閉じ込められた男たち。ある者は縛られ、ある者は銃で撃たれて瀕死の状態etc.。しかし共通していたのは、その全員が記憶を失っていたことだった。自分たちは何者なのか、ここで何をしているのか。主人公たちは、…

今年初めての更新

なんと3ヶ月も更新停止しておりました。感想を書く余力もないし、このまま閉鎖してしまおうとも考えたのですが、やはり地味に続けていこうと思います。いつなんどき書きたいことが出てくるか分かりませんので。 というわけで、感想は準備中だけど読了した本…

横溝正史『女王蜂』&『夜歩く』

女王蜂 (角川文庫) 著者:横溝正史 出版:角川文庫 1972年(初出1951/52年) 類まれな絶世の美女、大道寺智子は亡き母の遺言により、月琴島から東京にいる父の元に引き取られることになる。祖母や家庭教師とともに修善寺までやってきた智子らだが、そこで待…

島田荘司『リベルタスの寓話』他

読みためていた感想をアップ。リベルタスの寓話作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/06メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (48件) を見る人柱はミイラと出会う作者: 石持浅海出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/05/01…

石崎幸二『首鳴き鬼の島』&山口芳宏『雲上都市の大冒険』

雲上都市の大冒険作者: 山口芳宏出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/10メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (29件) を見る首鳴き鬼の島 (ミステリ・フロンティア)作者: 石崎幸二出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/08メディア:…

高田和夫編『新時代の国際関係論』

新時代の国際関係論―グローバル化のなかの「場」と「主体」作者: 高田和夫出版社/メーカー: 法律文化社発売日: 2007/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 大学のテキストに最適の入門的論文集。構成は以下の通り。 I 国際関…

米澤穂信『遠まわりする雛』

遠まわりする雛 著者:米澤穂信 出版:角川書店 2007年10月 千反田さんに呼び出されて生き雛祭りの手伝いをすることになったホータロー。本来は通例どおりのルートだったはずの生き雛行列が、当日の橋の工事によって変更されることになった。なぜ工事は実行…

有栖川有栖『月光ゲーム』『孤島パズル』

全開予告したとおり、『月光ゲーム』と『孤島パズル』を読みましたので、ようやく感想アップです。 >感想ページ