日本テレビ「笑ってコラえて! 吹奏楽の旅」

6月8日放送分の感想
前回に引き続いて柏高校吹奏楽部。柏高校といえばコンクールでの様々なパフォーマンスで有名で、ピッチがぴったりあって、サウンドもブラスっぽい感じというイメージがあったのですが、練習風景を見る限りでは個々の技量はそれほど良くないと思いました。
特に高音域の音程が良くないのでサウンドが濁っていたような。野外での演奏を想定していたせいかもしれません。
それにしてもソロテストは厳しかったですね。「煙が目にしみる」の彼なんか、3回目はかなりよく出来てたと思うんだけどなー。ジャズ・バラードの場合は変に音程に気を使うよりも、フレーズをどれだけ心をこめて歌い上げるかにかかってると思うんだけど、その点には合格点をあげても良かったんじゃないでしょうか。
「青春の輝き」のソロの女の子は音色が良かったです。ジャズとは違って、ポップスの音色はこれくらい澄んでいたほうがいいのです。
結局2人ともそれぞれ上手だったと思うんだが・・・まあこれくらい厳しくないと全国を代表するバンドにはなれないってことでしょうね。
それから、合奏風景のときにさりげなく「コーラル・ブルー」が流れていて、今の吹奏楽部でも昔の課題曲をやるんだ!とちょっと驚きました。やはり名曲は課題曲とかに関係なく、時代を超えて演奏されると実感しました。