2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大倉崇裕『福家警部補の挨拶』

福家警部補の挨拶 著者:大倉崇裕 出版:東京創元社 2006年6月 最後の一冊 オッカムの剃刀 愛情のシナリオ 月の雫 世界の絵本の稀購本を集めた江波戸図書館の書庫で、現オーナーが古くなって崩れ落ちた本棚の下敷きになって死んでいるのが発見された。図書館…

穴埋め

ああ、また1週間以上も間が開いてしまいました。本はちびちびと。感想の順番待ちが少しずつ溜まってはおります。 とりあえずここ数ヶ月更新が鈍りまくっていた間、気になったこと。 教育基本法改悪があっさりと成立してしまいました。これで、教育に携わる者…

中町信『散歩する死者』

散歩する死者 著者:中町信 出版:徳間文庫 1989年(徳間書店 1982年) サスペンス作品で新人賞を取り、一時期時代の寵児となったミステリ作家、柳生照彦。しかしスランプに陥って鳴かず飛ばずの日々が続いていた。そんな柳生が出版社の編集者・花積明日子を…

謹賀新年

明けましておめでとうございました。新年ムードもすっかり終わって、少し遅れて「きたろーの本格ミステリ雑感」も2007年の初更新です。 地味に続けていきますので、よろしくお願いします。