2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

高田崇文『QED〜ventus〜 御霊将門』

QED〜ventus〜 御霊将門 著者:高田崇文 出版:講談社ノベルス 2006年10月 棚旗奈々と沙織の姉妹はタタルを誘って千鳥ヶ淵にお花見に出かけた。しかしタタルは花はもう見たとばかりに、靖国神社を皮切りにして、近辺の神社めぐりを始める。靖国神社に隣接…

島田荘司&西澤保彦

最後の一球 著者:島田荘司 出版:原書房 2006年11月 1993年、御手洗の事務所を一人の青年が訪問した。母親が何か悩みを持っていて遺書を書いていたという。結局御手洗と石岡は青年の郷里にやってきた。そこで青年の母親と面談した御手洗は、母親の深刻な悩…

都筑道夫『まだ死んでいる』

まだ死んでいる 著者:都筑道夫 出版:光文社文庫 1988年 空き室になっていたメゾン多摩由良509号室で、死体が見つかった。あわてて警備員が駆けつけると、その間に死体は消えていた。しかし今度は地下の駐車場で死体の目撃情報が入るが、今度も死体は消えた…

山口雅也『ステーションの奥の奥』

ステーションの奥の奥 著者:山口雅也 出版:講談社 2006年11月 「将来の夢」を書く作文の宿題で、小学6年生の神野陽太は「吸血鬼になる」と書いて問題になり、学校のカウンセリングを受けることになってしまった。うちに居候している引きこもり気味の夜之介…