山口雅也『ステーションの奥の奥』
ステーションの奥の奥「将来の夢」を書く作文の宿題で、小学6年生の神野陽太は「吸血鬼になる」と書いて問題になり、学校のカウンセリングを受けることになってしまった。うちに居候している引きこもり気味の夜之介叔父さんが付き添ってくれたけど、カウンセラーの先生は太ったオタク風の叔父に逆に不信感を持ったようだった。夜之介叔父の提案で、夏休みの自由研究を改築される前の東京駅の取材とすることにした陽太は、叔父と一緒に東京駅にやってきた。しかしそこで二人は恐ろしい事件に巻き込まれる・・・。
＜ミステリーランド＞で予定されている作家もあと少し。今回は山口雅也の登場。
内容的には確かに子供向けなんですが、山口雅也らしさはかなり出た作品だと思います。本格ミステリであるかは微妙ですかね。
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