2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥飼否宇『樹霊』&麻見和史『ヴェサリウスの柩』

樹霊 著者:鳥飼否宇 出版:東京創元社 2006年7月 植物写真家の猫田夏海は、北海道の巨木を撮影する旅行の最中、古冠村の巨大な老ミズナラが地すべりのために移動して、それでも倒れずにしっかりと立っているという椿事があったことを聞き及び、好奇心の赴く…

竹本健治『ウロボロスの純正音律』

ウロボロスの純正音律 著者:竹本健治 出版:講談社 2006年8月 ミステリ作家、竹本健治は黒っぽいコートを着た編集者、南雲一範からの依頼で、初めて書き下ろしの漫画を描くことになった。いつか漫画家になることを夢見ていた竹本は、一も二もなく依頼を受け…

「きたろーの本格ミステリ雑感」

いつのまにか20000ヒットに達していました。最近忙しくて本をなかなか読めないですが、ミステリを読んだら必ず感想を書くということで、細々と続けていこうと思います。 今後ともよろしくお願いします。