高田崇文『QED〜ventus〜 御霊将門』
- 著者:高田崇文
- 出版:講談社ノベルス 2006年10月
棚旗奈々と沙織の姉妹はタタルを誘って千鳥ヶ淵にお花見に出かけた。しかしタタルは花はもう見たとばかりに、靖国神社を皮切りにして、近辺の神社めぐりを始める。靖国神社に隣接する将門を祀った神社での講釈から、平将門ゆかりの場所をめぐる小旅行になってしまったのだ。最も有名な神田大明神から、首塚、そして茨城、千葉へ――。それらに残された将門の痕跡は、「大怨霊」という将門のイメージとはかけ離れたものだった。
シリーズの中でも下位に位置する内容。歴史の謎も現代の事件もぐだぐだでした。
続き物のようなので、とりあえず『河童伝説』を読んでみますかね。
>感想ページ