2012年オリンピック開催地

http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200506070005.html
気の早い話だなぁとも思いますが、明日シンガポールで審議が行われて決定されるそうです。
候補都市はロンドン、パリ、マドリード、ニューヨーク、モスクワ。
ちなみに最有力はロンドンで、対抗馬がパリだとか。アメリカの開催はいくらなんでも今まで散々やったし、スペインもこのあいだバルセロナがあったような感覚だし、モスクワは寒そうだw。ロンドンかパリか、というのは順当な予想なのではないでしょうか。政府も相当力入れてるらしいし。
きたろー的にはどちらでも良いですが、料理が美味そうなのはパリのほうですね。日本のスポーツの認知度も高いし。日本のマスコミ受けしそうだし。
政治的な見方をすれば、オリンピック誘致をめぐる英仏対立は、最近のEU政策をめぐる英仏対立と重ね合わせてみることも出来ます。憲法・統合拡大反対、自由貿易推進、「新しい欧州」論のイギリスと、憲法・統合拡大推進、アメリカと対抗する欧州経済の推進者、「古い欧州」論のフランスとの対立は、フランスでのEU憲法国民投票の結果を受けてさらに強まっています。
本来なら政治とスポーツは関係がないのですが、時期的に重なった成果、政治対立を反映した国家のメンツ同士の戦いになっているのかもしれません。オリンピックともなれば世界大の影響力を持つわけで、当然政治的にも無視できないかと思われます。
以上、オリンピック誘致問題についてちょっと頭に浮かんだ妄想でした。