大学・職場の部ファンはここにもいますよ!

■ジャパンズベストなど全日本吹奏楽コンクール関連商品予約開始!(World Windband Web)

1999年まではソニー、2000〜2004年はビクターから発売されていた「全日本吹奏楽(日本の吹奏楽)」。今年からはキングレコードからの発売となるようです(全日本吹奏楽コンクール2005)。なんと中学校・高校部門は全ての団体の課題曲・自由曲を収録!との事なのですが、なぜか大学・職場部門は「金賞団体のみ」…。この不公平、なんなんでしょう??昨年までは大学部門のみ全団体、課題曲・自由曲の両方を収録されており、それはそれで疑問に思ったのですが…。

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なんということでしょう。キングレコード吹奏楽ファンを嘗めているのでしょうか。大学の部と職場の部の金賞団体のみをCDに収録するということは、銀賞以下の団体の演奏は、生で聴いた人やカスタムCDを注文した人だけが聞けるということです。大学・職場の場合、金賞よりも銀賞のほうに選曲や演奏に個性的で光るものが多いというのに。
これに対して、中学校と高校は全団体の課題曲と自由曲を収録するということです。出演した団体の関係者ならばともかく、一般のファンにとっては要らない企画です。同じ課題曲や上手でない課題曲を聴かされてもねぇ。中学高校を各5枚にして出演者や関係者からぼったくろうという魂胆が見え見え。
きたろーは毎年大学・職場・一般のCDは全て買います。高校は聴きたい曲が入っているものだけを買います。中学は買いません。なぜなら、中学と高校のほとんどの演奏は音楽的充実度が乏しく、変にアレンジものや定番に偏っているためか音源的価値のある演奏も少ないからです。
大学・職場・一般の演奏には吹奏楽ならではの音楽的魅力があります。確かに職場の下位の演奏は技術的に稚拙です。しかし銀賞以上の団体の演奏は本当に音楽的で、演奏姿勢や選曲に、吹奏楽の先輩としてアマチュア吹奏楽界を引っ張っていこうとする心意気が見て取れます。
きたろーは全国大会のCDを本当に心待ちにしていました。特に大学は全ての演奏が聴きたかったし、職場もNTT東京、NTT中国、NEC玉川の演奏は大好きです。
吹奏楽ファンの期待を裏切り、安易な商業主義に走って出場団体の名誉をも傷つけたキングレコードに、激しい怒りを覚えます。最悪です。