読書中

子供相手にも容赦なし

麻耶雄嵩『神様ゲーム (ミステリーランド)』 <ミステリーランド>のシリーズは初めて買ったんですけど、凄い装丁。しかし高い。子供には買えませんな。内容は少年探偵団ものでれっきとしたジュブナイルなんだけれども、そこは麻耶雄嵩、一筋縄では行きませ…

ミステリを読むということ

米澤穂信『クドリャフカの順番―「十文字」事件』を買ってすぐに読んでいます。 というか、今読み終わりました。凄く面白かったです。作品の出来としてはこれまでの米澤作品の中では最高ではないでしょうか。 とりあえず詳しい感想は明日あたりに「きたろーの…

時刻表トリックは難しい

天城一(日下三蔵編)『島崎警部のアリバイ事件簿 (天城一傑作集 (2))』 今年も出ました。マニア垂涎の一品。それにしても・・・ぶ、分厚い(汗) で、今読んでいるわけですが前半部分は延々鉄道ミステリで時刻表トリックであります。難しいです。文章や小説…

『カブト虫殺人事件』がまだ読み終わりませんよ

カブト虫殺人事件 (創元推理文庫 103-5) 現在319頁。あと少しで終わりそうです。こういうのを「正統派」というんでしょうね。ひたすら容疑者への確認作業が続いて、ファイロ・ヴァンスがもったいつけた発言をしております。 それにしても語り手のヴァン・ダ…

『カブト虫殺人事件』を粛々と読むよ(滅こぉるさん風に)

カブト虫殺人事件 (創元推理文庫 103-5) 現在188頁。といっても『ハイペリオン』ほど長くはないのでもう半分ですが。 いきなり事件がおきて、いきなりファイロ・ヴァンスが出動して、ひたすら事件の捜査が続く。まだ一日目。 そんなに退屈ではないです。実に…