スパーク「宇宙の音楽」吹奏楽版登場!

大阪市音楽団第40回定期演奏会プログラム
ちょっとびっくりしました。だってあのヨークシャー委嘱の超難曲(そして超名曲)が早々に吹奏楽に編曲されるとは! そして日本で初演されるとは!
フィリップ・スパーク作曲「宇宙の音楽 Music of the Spheres」(個人的には「天球の音楽」と訳したいところだけど、まあ良いか。かっこいいし)は、ヨークシャー・ビルディング・ソサイエティ・バンドによって委嘱され、2004年度の欧州ブラスバンド選手権で初演されました。そして相変わらずの見事な演奏によって聴衆の度肝を抜き、同バンドは見事6年連続のチャンピオンに輝いたのであります。
期待と同時に、ブラスバンド版の魅力を再現できるか、そしてヨークシャーの演奏が頭にこびりついているだけに演奏に満足できるかといった不安もありますが、名曲の編曲にまずは喜んでおきたい。実力あるアマチュア・バンドにも是非演奏してもらいたいです。
それにしても大阪市音楽団はブラスバンドの曲に最近はまってますね。グレアムとかブージョワとか。この調子でブージョワの「コンチェルト・グロッソ」とかウィルビーの「レヴェレイション」あたりも吹奏楽でやってほしいな。