福岡吹奏楽連盟第44回吹奏楽祭

聴きにいきました。午前から昼過ぎくらいまで。
全部聴いたわけではありませんが、例年どおり様々なバンドが様々な曲を演奏していた楽しかったです。大学と一般に関してはコンクールの前夜祭という意味もあるのでしょう。なかなか気合の入った演奏が聴けたと思います。
以下、いくつかの演奏に関するコメントを箇条書きで。

  • 春日西中学校・・・総勢93人というのは羨ましい。中学校では破格の人数ではないでしょうか。
  • 香椎第三中学校・・・スパークの「カレイドスコープ」という意欲的な選曲。メロディーラインがはっきりしているので聴きやすかったです。あとはサウンドの整理と変奏ごとの違いをはっきりさせる練習がいりますね。
  • 新宮高校・・・「ハーリ・ヤーノシュ」は金管がきつかったです。「メモリーズ・オブ・ユー」のクラリネット・ソロ、お見事でした。ジャズの感じがよく出てました。
  • 泰星中・高校・・・男子校ですが、年々良くなっている成長株のバンド。的確な演奏を心がけているのがよく分かりました。サウンドが薄くて硬いのが気になりました。
  • 特別プログラム・福岡工業大学&アラン・E・カークス氏(Tp)・・・全国大会金賞受賞団体とゲストプレーヤーの共演。アマチュアの祭典・吹奏楽祭としては異質ですが、素晴らしい音楽を聴けて良かったです。アルチュニアンなどを吹いたあと、カークス氏がトランペット・セクションに混じってショスタコの5番を一緒に吹いてくれたのには感涙でした。
  • 志摩中学校・・・昨年全国大会出場の成長株。今回はまだまだ練習が足りていない様子で、いつもならホールに豊かに響き渡る木管の響きが薄かったです。
  • 九州大学・・・総勢106人とは凄い。さすがに輪郭はぼやけたが、迫力のあるバーンズでした。
  • 福岡大学・・・なつかしの「木挽歌」を演奏。名曲をすっきりした演奏で聴かせてくれました。各ソロはもうちょっと頑張って欲しかったけど、欲を言えば切りがないのでやめときます。
  • 次郎丸中学校・・・昨年九州大会金賞の新鋭。相変わらず伸びやかな指揮が素晴らしい。昨年に比べると、サウンドのまとまりはもうひとつか。「元禄」では大事なパーカッションですが、たぶんセッティングのせいで聴こえにくくなっていたのが残念。

聴いたのはここまで。明日もレポートしたいけど、予定が入っていて聴きに行けません。そういえば明日はとなりで開催されるマーチング・コンテストも日程が被っているらしい。福岡吹連、しっかりしてください。