私もすっきりしました

『猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)』の各タイトルについて、検討してくださった方がいらっしゃったようで。海外作品とか新本格以外とかははよく知らないから助かりました。
http://d.hatena.ne.jp/atkonthenet/20050927/1127794878
2005-09-09
整理すると、
『猫丸先輩の空論』より

• 「水のそとの何か」・・・シャーロット・マクラウド『水のなかの何か』
• 「とむらい自動車」・・・大阪圭吉『とむらい機関車』
• 「子ねこを救え」・・・島田雅彦『子どもを救え』
• 「な、なつのこ」・・・加納朋子『ななつのこ』
• 「魚か肉か食い物」・・・舞城王太郎『煙か土か食い物』
• 「夜の猫丸」・・・ウィングフィールド『夜のフロスト』

ということですね。
ついでに『猫丸先輩の推測』のほうも考えて見ます。

• 「夜届く」・・・J.D.カーか横溝正史『夜歩く』（同名だしどっちもミステリのビッグ・ネームだからどちらが正解か分かりませんが、元祖カーのほうかな？）
• 「桜の花の七分咲きの下」・・・誰かの作品に『桜の花の満開の下』ってのがあったと思うんだけど…うーん、わからん。
• 「失踪当時の肉球は」・・・ヒラリー・ウォー『失踪当時の服装は』（ぜんぜん知らなかったんだけれども、検索したらこういうのが出たので、たぶん当たりでしょう）
• 「たわしと真夏とスパイ」・・・天童真『私と真夏とスパイ』
• 「カラスの動物園」・・・テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』（これもぜんぜん知らないんだけれども、検索してみたらすごい有名な戯曲みたいですね。ミステリではないのか）
• 「クリスマスの猫丸」・・・ウィングフィールド『クリスマスのフロスト』

これでいいのかな？　「桜の花の七分咲きの下」と「カラスの動物園」の元ネタは自信ないので知っている方は教えてください。