フランスの移民街暴動

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000001-kyodo-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000123-kyodo-int
今回の事件についていろいろと書こうと思ったが、はてなダイアリーの不調かネットの調子が悪いのか、3回ぐらい書き直しをさせられたのでもう欠く気力がない。そこで要点だけをまとめておこうと思います。

  • フランスでの暴動は移民や元移民に対する潜在的差別意識が元であり、特殊フランス的事情によるものではない。したがって他の国でも起こりうる。
  • 制度の改変だけでは追いつかず、人々の意識改革が必要になる。
  • 移民を優遇すればそれに対する不満が広がり、また差別を助長する。差別が広がると今回のような暴動が起き、さらに移民に対する世間の目は厳しくなる。このような差別のスパイラルは避けなければならないが、今後の展開次第によってはどうなるか分からない。

以上です。ヨーロッパにおける移民問題についてはこの本があります。

ヨーロッパとイスラーム―共生は可能か (岩波新書)

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