本日の買い物

読書には時折新刊を混ぜていきたいのですが、最近は本格の新刊も去年ほどのペースでは出ないようです。で、講談社ノベルスの棚を見ると「意外な犯人と驚愕のトリック!」「本格イズムの新たなる継承者」などといった帯が。佐飛通俊――? 新人らしいけど、こんなのが出てるなんてぜんぜん知りませんでした。いかにも編集側の本気度が感じられない装丁、売れるとはとても思えないタイトル、「群像新人文学賞評論部門優秀賞」というミステリとは関係がなさそうな経歴、スポーツニッポン新聞社勤務の45歳・・・怪しすぎます。思わず買ってしまいました。