ハリポタ

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
今朝、通勤途中の駅で、書店が出張して『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を売っていました。「ハリー・ポッター最新刊、本日発売でーす」と叫びながら。
こんな雨の日に、通勤と通学で忙しい早朝に買う奴なんているのか、そもそも買ったとしてもいつ読むのか、あんな分厚い2分冊のハードカバーを電車や職場に持ち込んだらさぞかし迷惑だろう、そもそも本屋の開店時間までまだ結構あるのに出張販売して大変だな、などなどと考えながら、さてどれくらい売れるのかと眺めておりました。
予想通り、売れません。
訳あって、他の場所に行ってもう一度通りかかりましたが、やはり1セットも減っていません。
そもそも熱心なハリポタファンであれば予約して買っているはずで、それ以外の人がハリポタを早朝から買い求めるほどの興味を持っているとは、(ブームになった第3作あたりまでならばともかく)今となっては考えられない。
しかし出張書店というのは悪くないですね。どうせならハリポタなんかより、新刊の文庫あたりを置けば、キヨスクのラインナップに飽きたサラリーマンがたくさん買ってゆくでしょう。朝電車の中で読む本は文庫かせいぜい新書と相場が決まっていますからね。