古野まほろ『天帝のつかわせる御矢』

天帝のつかわせる御矢 (講談社ノベルス)
天帝のつかわせる御矢

西満州からの攻撃を受けて首都陥落の危機にある満州帝国。その混沌のきわみの中に精神に傷を受けて満州に滞在していた古野まほろもいた。彼は恩師の友人である二条警視正の計らいで、豪華列車「あじあ号」に乗って沿海州からサハリン、日本への脱出のたびに出る。彼は友人の柏木とともに、二条警視正から密命を授かる。世界的に暗躍するスパイ「メザジェ」から極秘情報を受け取り、日本に持ち帰って欲しいというのだ。しかし誰が「メサジェ」なのかは、合言葉を確認するまで分からないのだった・・・。

 よせばいいのにまほろに手を出す俺orz
 まあ、デビュー作に比べると普通に楽しめましたよ。感覚が麻痺したのかもしれませんが。
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